こちらのマンションで、竣工以来ご使用されていた受水槽の更新工事を行いました。 既存の受水槽は、受水槽パネルの継目から漏水が発生しているなど劣化が進行している状況でした。 今回の工事ではまず初めに、仮設の受水槽を設けそれに伴い仮設配管をしてから、既存の受水槽を撤去いたしました。 その後撤去した受水槽跡地に新設の受水槽を設置し、それに伴う本設配管作業もいたしました。 工事期間中は、配管の切替作業による断水を2度にわたり行わさせていただきましたが、その際には居住者様へのご負担を軽減するため 事前に工事の段取りをしっかりと行い、なるべく断水時間を少なくできるよう細心の注意を払い作業をいたしました。 新設の受水槽は上から見た写真で分かるように、幅が狭くなっていますがこのように既設の受水槽と新設の受水槽の寸法が異なる理由は、 既存の受水槽の寸法のままだと現在の耐震基準を超えた数値となってしまい設置不可となってしまうからです。 このように受水槽の寸法が小さくなったとしても、水槽の容量は充分足りる大きさであるため従来通り安心してご使用いただけます。