水道メーター廻りは点検調査がやりやすい場所なので、その部分の調査を行うことで建物全体の給水設備の劣化がある程度予想ができます

サンコウ設備

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マンション給水設備の劣化調査を行わない(後回しになる)のはなぜ?

●水道設備は劣化が見えない

築年数の経過したマンションは一般的に外壁の大規模修繕を行うことが多く、給排水設備に関する問題点はあまり浮き彫りになりません。それは外壁の劣化は目視である程度把握できる為、改修の合意が取れやすいことも一因です。「目に見えない配管の劣化」に伴う漏水や赤水などのトラブルは、起こったと同時に「待ったなしの状況」となり、その対策は住居者の生活や経済的にも大きな負担となる場合も多く見受けられます。

●水道設備は劣化が見えない

  • ●水道設備は劣化が見えない
  • ●水道設備は劣化が見えない
  • ●水道設備は劣化が見えない

給水設備の見直しのタイミングは?

●マンション毎に給水管劣化の進行スピードは異なる

給水設備の劣化は一般的には経過年数により判断しますが、管の種類や継手の材料、また水質・施工品質、メンテナンスなどによりその劣化の状況は様々です。 なので、「〇〇年経ちましたので、そろそろ更新の時期です」などと調査をせずに更新工事の提案をしてくる業者もいますが、その前に事故が起きるケースもありますし、逆に、まだ工事が必要ないのに工事を実施してしまっているマンションもあります。

●マンション毎に給水管劣化の進行スピードは異なる

●1986年以前の給水設備は「要調査案件」

お住まいになっているマンション(ビル)が1986年以前の給水設備であれば、一度劣化調査・診断を行うことをおすすめします。技術的な観点(給水管にはコア入り継手(※別欄参照)が普及していない)からみても、1986年以前の設備は漏水の原因になる錆こぶが発生しやすい材質で施工されている設備が多く、築後20年前後から赤水の発生や、漏水などの事故が起きています。

※給水管劣化を防ぐコア継手とは?

給水配管に使用するコア内蔵型の継手のことです。古い水道設備ではこの継ぎ手が使用されておらず、ねじ部の錆による赤水が発生していました。現在では、めねじ部にコアを直接組み込む継ぎ手が一般的になっており赤水の発生を抑えています。

●1986年以前の給水設備は「要調査案件」

●1986年以前の給水設備は「要調査案件」

シーケー金属カタログより引用

水道メーター廻りの調査で、マンション給水設備全体の劣化を判断

●給水設備劣化の状態を知る為に、水道メーター周りの点検・調査をする

世帯数にもよりますが、給水管全て抜管調査して調査することは現実的でもありません。なので、水道メーター周辺の抜管材を交換して、現存材(水道管)をサンプリングして調査する方法が効果的で一般的に行われている劣化調査の手法です。

水道メーター廻りの劣化調査の進め方と診断報告

●具体的な調査の手順と給水設備劣化の診断

  • ①交換部品類を準備

    ①交換部品類を準備

  • ②調査前の状態

    ②調査前の状態

  • ③交換施工

    ③交換施工

  • ④交換後

    ④交換後

  • ⑤エア抜き赤水の処理

    ⑤エア抜き赤水の処理

  • ⑥検査部品の公開

    ⑥検査部品の公開(全ての住民と劣化状況を共有するために効果的)

●水道メーター周りの劣化調査を元に、設備専門業者からの報告・提案を受け、住民全体のコンセンサスをとる

劣化調査が終わると業者から、抜管したサンプルと一緒に提出される「調査報告書」をもとに、給水設備の中長期的な修繕計画を立てる。

調査報告書

報告書を元に現状を把握して、専門家の意見を参考に住民のコンセンサスをとりながら設備の更新を立案します。

調査報告書

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