劣化の早い水道メーター周りの設備の責任範囲と、所有関係を明確に認識しておくことは、義務化されているメーター交換費用や、トラブル時の対応のために重要なポイントです。

サンコウ設備

CONTENTS

水道メーターは誰のもの?交換の義務があるって本当?

●マンション水道メーター周辺設備の所有者は?

マンションの水道や電気・ガスのメーターは、ほとんどが玄関横にあるメーターボックス内に設置されています。メーターボックス自体は共有部になります。
配管は、メーターまでが共有部、メーターから部屋につながる部分は専有部となります。水道メーターそのものは水道局の所有しているものとなります。

●マンション水道メーター周辺設備の所有者は?

●点検・交換の義務があるのか?

●点検・交換の義務があるのか?

水道メーターは法令で点検が8年毎に定められている「特定計量器」です。マンションのような集合住宅の場合、上水道本管から「親メーター」を介して建物に給水されていますが、このメーターは水道局の所有物であるため点検と交換は水道局の管轄になります。
一方、通常各部屋の玄関口に料金精算の根拠となるメータが設置されています。正確さが要求されるため、経済産業省の基準では8年の耐久性をクリアした機器が設置を許されています。8年を過ぎると水道事業者などから現状の機器の「点検」の通知がきます。東京都の場合は交換の費用は無料です。
東京都以外の方は、管轄の水道局にご確認ください。

水道メーター周りの水道設備は劣化が早い

●水道メーター周りの水道設備の劣化が早い理由

マンションの給水設備の中でメータ廻りの配管の継手部は、腐食しやすく、漏水などのトラブルが特に多くなる場所です。特に、古いマンションやビルに設置されているメーターと水道管の材質に違いがあるため、接合部からの腐食劣化は早く進みます。

●給水管の更新・交換工事の様子

●水道メーター周りの水道設備は給水設備全体の老朽化のバロメーターに

●水道メーター周りの水道設備は給水設備全体の老朽化のバロメーターに

給水設備の劣化を調べる際、止水して専有部の壁や床などを壊して水道管を調査する方法に比べ調査がやりやすいだけでなく、劣化が早い水道メーター周りを調査することで、マンション全体の給水設備の劣化を予測します。

メーターユニットって何?

●「メーターユニット」とはなんですか?設置しなければいけないのですか?

メーターユニットとは、ボール止水栓・逆止弁・台座を一体とした給水用具のことです。

東京都をはじめ多くの自治体で設置を義務付けられおり、多くのメリットがある設備です。水道メーターは水道の使用量を計測する重要な機器ですが、古いマンションやビルに設置されているメーターと水道管の材質に違いがあるため、接合部から腐食劣化が進みます。「メーターユニット」は止水栓や逆止弁の機能を一体化して継手部を無くしているため、防食構造が形成され、また配管工事が簡素化できることやスペースを縮小できるなど多くの利点があります。

採用されていないマンション・ビルは各自治体の水道局が定めている基準に従い、「メーターユニット」の設置をおすすめしています。

東京都水道局の「メーターユニット」についての情報

お問い合わせの流れ

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