給水設備の漏水調査はさまざまな方法があるので、費用対効果を考えて、経験豊富な専門業者に依頼をするべき
CONTENTS
マンション給水設備における漏水調査の目的
●漏水場所の特定と設備の老朽化
漏水調査は、基本的に老朽化した場所をピンポイントで探し当てることが目的ですが、漏水がある範囲を特定しても意味がない場合もあります。
それは30年を越すような老朽化した水道管の場合です。なぜなら、たとえその箇所を修理してもまたすぐ他の場所から漏水が起きる可能性が大きいからです。専有部部の漏水に対応しなければならない場合でも、マンション全体の給水設備の保守という観点から取り組むべきでしょう。
給水設備漏水調査の方法
●漏水調査にはさまざまな方法があるので目的に合った方法の選択を
漏水調査の方法は様々です。内視鏡カメラ、サーモグラフィカメラ、耐圧試験、目視調査等の様々な専門的な調査方法があります。
専用部の漏水
●各家庭でできる漏水の確認方法
以下の症状がでたら、なるべく早く管理組合に報告を!
- □心当たりがなく、水道料金が急に上がった
- □利用していないのに水道メーターが動きっぱなし
- □水が流れている音が聞こえる
- □天井や外壁が湿っている
- □結露が目立ちカビが増えた
漏水調査の結果に対しどのように対応するべきか?
●各家庭の漏水調査で問題が発見された場合
専有部において漏水箇所が見つかったとしても、各家庭の個別対応をするべきかどうかは、組合全体で検討するべき課題です。建物全体の給水設備が老朽化している場合は、1ヶ所の漏水対策をしても近辺で再発する可能性が高いと思われます。
●問題が確認されたタイミングで給水設備全体の修繕計画を立てる
上記はよくあるケースですが、このタイミングで周辺の配管の更新をすることを検討するべきでしょう。費用的に問題があるようでしたら、いくつかの区画に分けて、老朽化が進んでいる場所から進める計画を立てます。
いずれにしても専門業者と詳しい打ち合わせ後部分改修のプランを立て、いくつかにけた区画のそれぞれで耐圧テストを行いながら、漏水区画の細分化を図る工事をする方法もあります。
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